昔、ヨーロッパでは、ペストが大流行し、数万もの人々が病死しました。そのペストの大流行の原因になったのは、劣悪を極めた衛生環境であった・・・という話は非常に有名な話だと思いますが、当然ながらロンドンも先に述べたように衛生環境が凄まじく悪かったと言われています。
排泄物は川に垂れ流し、ゴミは川に流して捨てるといったような事が平然と行われていたのですから当然の結果です。
その中でもテムズ川の支流のフリート川が特に酷く、生肉業者の作業場から掻き出された糞、臓物、血。溺れた犬、爛れきったニシン、何もかもが泥まみれで、猫の死骸とカブの頭が流れに揉まれて右往左往しているといった有様であったと言われています。
このように不衛生であったロンドンには、さらに驚くようなものが存在していました。
なんと、それは“人間公衆便所”というものでした。
人間公衆便所、それは名が示す通り、人間が便所の役割をします。
まず、便所の役割をする者は道端で手にバケツを持ち、大きな外套を被り立っています。その外套で利用者の体を隠し、その間に利用者はバケツに用を足します。後始末には、トイレットペーパーではなく、石と貝殻、ハーブの束、棒に付けたスポンジが使われていたと言われています。
- 2008/08/10(日) 21:20:47|
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今から数百年前、ロンドンでは、公開処刑が民衆の最大の娯楽であったと言われています。ロンドンのあらゆる階層の人々が見物に訪れ、それはカーニバルのような凄まじい熱気だったそうです。公開処刑を見に来る人々の多くは女と徒弟でした。なぜなら、公開処刑当日に旦那から特別に休みが貰えたからです。
ちなみに、そういった中で死刑執行人は、公開処刑という一大イベントの演出家として捉えられる事が多かったようで、執行をスムーズに出来なかったら、見物人達から激しい罵倒を浴びせられました。公開処刑がどうのようなものになるかは全て執行人次第であったという事です。
そして、刑が執行され、死刑囚が死ぬと、その元に女達が駆け寄って死体の掌で体を撫でました。これは、古くから死体には不思議な力があると言い伝えられていて、こうすれば美容にいいと信じられていたからです。
処刑の終了後には、絞首刑で使われたロープがパブで売られていたという話があったと言われています。
- 2008/06/22(日) 19:51:39|
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処刑と一口で言っても、絞首刑あるいは斬首あるいは火刑といったようにいろいろな種類がありますが、今回はその中でも絞首刑に関するエピソードを紹介しようと思います。
そもそも絞首刑とは、死刑囚の首にロープを巻きつけて気道を圧迫し、殺す処刑方法ですが、実は絞首刑を受けたにも関わらず、蘇生した者というのが存在しています。
それは、強姦と殺人の罪を犯し、絞首刑になったウィリアム・デュエルという16歳の少年でした。
彼は、絞首刑になった後、外科医のもとに運び込まれるまで生きている兆候が全く見られなかったのですが、なんと解剖台で解剖される寸前に息を吹き返しました。その後、彼は完全に意識を回復させ、すぐ元気になったと言われています。
実を言うと、このように解剖台で息を吹き返すといった出来事は稀ではありましたが、起こってはいたようです。しかし、息を吹き返してもそのまま解剖を続行されて死亡してしまうため、彼のように絞首刑を生き延びた者というのはかなり少数であったと言えるでしょう。
- 2008/06/18(水) 19:56:40|
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古くから処刑というものは様々な形式で行われてきました。例えば、重罪人に罰を与えるため、あるいは謀反者を始末するため、あるいは悦楽のためといった様に。
そういった処刑を行う時には必ず執行人が当然ながら存在しています。罪人の首を斧で斬り飛ばす、絞首台をセットするなど彼らが行うからこそ処刑は成立します。
そのような執行人の中でもロンドンの執行人は特殊な呼び名が与えられていたと言われています。
その呼び名とは、ジャック・ケッチ。
初代ジャック・ケッチ、二代目ジャック・ケッチのように執行人の代名詞だと言えます。
ジャック・ケッチという呼び名は、ジャック・ケッチという名前の者が33年間死刑執行人という職業を独占していたことに由来します。
その中でも初代ジャック・ケッチは処刑の下手さにおいて歴代執行人の中で並ぶ者がいないと言われています。
当時、処刑は斧で行うのが主流でしたが、彼は対象の首に3度斧を叩き付けても切断する事が出来ず、最終的にノコギリの刃でやっと切断する事が出来たという逸話が残っている程でした。
- 2008/06/14(土) 12:39:14|
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殺人鬼が凶行へ走った後には、当然の事ながら処理が必要な事態が発生します。それは、遺体の処理であったり、証拠の処理であったりします。
遺体の処理方法は、地面に穴を掘って埋める、人目のつかない場所へ放置するなどがよく行われる手段であると言われていますが、中には我々が予想出来ないような手段を取る者も存在します。
その方法とは、"動物に遺体を食料として与える”という信じられないような方法です。
動物に人を食べさせるという事を聞くと、アンソニー・ホプキンス演じるレクター博士が主人公の『ハンニバル』という映画では、豚を凶暴に飼育し、レクター博士を食べさせようとするシーンが記憶に新しいと思いますが、その信じられないような方法を用いたのは、テキサス州でバーを経営していたジョー・ボールという男でした。
彼の経営するバーの裏手には池があって、なんと、そこでワニを飼っていたのです。そのワニは見世物のようなもので、肉を貪り食う様子などが客には概ね好評だったそうです。
そのようなワニがいるバーでしたが、なぜか店のウェイトレスが次から次へと姿を見せなくなるといった現象が起きるようになりました。
そう、彼はウェイトレスを殺害し、店のワニに遺体を食料として与えて処理させていたのです。
やがて、その事が明るみに出ると彼は自分の心臓を銃で撃ち抜いて自殺してしまいました。
彼は少なくとも十数人のウェイトレスを殺害し、ワニに与えていたと言われています。
- 2008/06/07(土) 14:37:53|
- 殺人鬼
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